生命保険は大きな買い物です。目に見えない商品であるためその大きさは

なかなか認識できません。月額2万円の保険に加入した場合、年額24万円

10年間で240万円です。さらに保険は加入した後に口座振替で自動的に払

っていく場合が多いため、払っているという認識を失わせます。月額2万円

を今の財布から現金で払うとしたら、店に行く、ネットで調べる、人に聞く等、

損をしないかさまざまな方法でその内容を吟味すると思います。保険の怖い

ところは一度入ってしまうとそのあたりの痛みのようなものを忘れてしまうと

ころにあります。

しかし、保険は必要でもあります。保険の基本は相互扶助ですので、保険に

入っている人に何かがあった場合にはその人に保険金が支払われますが、

自分に何かあった場合には自分あるいは家族に保険金が支払われます。保

険金をもらえるとしても事故・病気など何もない方がいいのには間違いありま

せん。将来のことはわかりませんので何もないことを祈りつつ、もしもの時の

ために生活等の保障のために必要額を確保しておくことは必要なことです。

保険金を受け取った時に税金を払わなければならない場合に、その金額を

低く抑えるために保険金の税務は知っておいて損はありません。

保険料を払った時の保険料控除だけでなく、所得税、贈与税、相続税がどう

なるのかあるいは非課税なのか、保険に加入する時は保険を勧める人に確

認することを忘れないようにしましょう。

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東京都千代田区神田神保町の青木宏二郎税理士事務所です。
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