土地建物を購入した際に、それぞれの金額の分け方についていくつか掲げましたが、
ではどれが一番いいのでしょうか。
状況に応じて使い分けるのが一番ですが、購入者側としてはできるだけ建物の金額を
大きくした方が減価償却で経費計上できる金額が増えるので、その方法が得というこ
とになります。
ただ無理にそうなる方法を採ると、税務署に言われる可能性も高くなってきます。
一番いいのは不動産鑑定士の評価ですが、お金もかかるのでどうしてもの時になる
と思います。
無難なのは、固定資産税評価証額、建物の標準的な建築価格表のどちらかではないかと
思います。どちらも他の税金の計算の際に実際に使われているからです。
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・契約書に消費税の金額が記載されている場合はそれを元に計算します。
・固定資産税評価額で案分計算する。
・建物の標準的な建築価額表を使って計算する。
・不動産鑑定評価を行ってそれぞれを計算する。
・売主が過去の売買契約書を持っていればそれを参考にして計算する。
・売主の帳簿価額があればそれを参考にして計算する。
・相続税評価額により計算する。